大阪の小学校でマスク着用のまま持久走、児童死亡
(last modified Thu, 27 May 2021 10:36:56 GMT )
May 27, 2021 19:36 Asia/Tokyo
  • 大阪の小学校
    大阪の小学校

大阪府高槻市の小学校でことし2月、当時5年生の男子児童が体育の授業で持久走をした後に体調が急変し、死亡していたことが明らかになりました。

日本の各メディアの報道によると、この児童は新型コロナウイルスの感染予防策として、マスクをしたまま走ったとみられています。

高槻市教育委員会によると、ことし2月18日、市内の小学校5年の体育の授業内で自分のペースで走る5分間の持久走を実施。男子児童はその終了間際に倒れ、保健室へ運ばれたということです。その後病院に搬送されたましたが、体調が急変し同日午後に死亡しました。

保健室へ運ばれた時点で、男子児童のあごの部分にはマスクがかかっていたといい、マスクをつけて持久走に臨んだとみられています。

同校ではマスクの着用について、体育の授業時はマスクを外しても良いと児童に伝えていた一方で、新型コロナウイルスの感染が心配な児童は着けたままで良いとも指導していたといいます。

教育委員会によると、この男子児童の死因は特定されておらず、また死亡とマスクの因果関係については判断できなかったということです。

 

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