IAEAが、原発処理水海洋放出の工程を管轄 日本の要請で
(last modified Tue, 08 Jun 2021 06:04:42 GMT )
6月 08, 2021 15:04 Asia/Tokyo

IAEA国際原子力機関ラファエル・グロッシ事務局長が、IAEAが福島第一原発処理水の海洋放出の全工程を管轄することを明らかにしました。

グロッシ事務局長は理事会会議の席上、福島事故原発の処理水の海洋放出にあたって日本政府側からIAEAに支援要請があった事実を明かしました。

そして、「IAEAはこれに同意しており、同計画のモニタリング、安全分析、透明な遂行に支援を行う。この支援は処理水を放出する前と後で行われる他、プランニング、組織、実行はすべてIAEAが行う。支援はIAEA事務局の指導の下で、同地域も含め、IAEA加盟国から推薦された、国際的に認知された専門家グループによって行われる」と述べました。

IAEAは、このプロセスでは信用醸成のために適宜情報を提供していくとしています。

4月に行われるIAEAの調査団の活動には、韓国も参加することが明らかにされています。

 

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