沖縄戦遺骨収集ボランティア団体代表が、慰霊の日までの5日間にハンスト実施
(last modified Thu, 17 Jun 2021 09:44:39 GMT )
6月 17, 2021 18:44 Asia/Tokyo
  • ガマフヤー具志堅さん
    ガマフヤー具志堅さん

第二次世界大戦・沖縄戦の遺骨収集ボランティアを行う団体「ガマフヤー」の代表を務める具志堅隆松さん(67)が、玉城デニー知事に名護市辺野古の新基地建設に伴う沖縄防衛局の埋め立て変更承認申請を不承認とするよう訴えるため、沖縄県庁前広場や平和祈念公園で19~23日にハンガーストライキすると発表しました。

沖縄タイムスによりますと、具志堅さんは17日、県庁記者クラブで記者会見し、6月23日の慰霊の日に合わせてハンストを決行することで、戦没者の遺骨が混じった南部の土砂が新基地建設に使われる可能性がある問題を県内外に広く世論喚起したい考えを示し、県に要請書を提出する方針で、賛同する遺族の署名も呼び掛けることを明らかにしました。

具志堅さんは「慰霊の日は多くのウチナーンチュが戦没者に思いをはせる日。遺族からの声を集め、知事が不承認とする判断を後押したい」と話しました。

ハンストは、19日の午前8時から沖縄県庁前広場で始められ、21日朝には平和祈念公園に移動し、沖縄全戦没者追悼式が開かれる会場近くの緑地帯で23日午後6時まで実施する予定となっています。

知事の変更承認申請に対する判断は、7月以降となる可能性が高いと見られています。

 

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