日本の報道各社が、イラン大統領選を大々的に報道
(last modified Fri, 18 Jun 2021 10:09:01 GMT )
6月 18, 2021 19:09 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者が投票
    イラン最高指導者が投票

日本の報道各社が、18日金曜に実施中の第13期イラン大統領選を大々的に報じています。

NHKは、「4年に1度のイラン大統領選挙は、国内外から注目されている。今回の選挙は7人の候補者で始まったが、辞退者が相次ぎ、最終盤では保守強硬派と穏健・改革派を合わせ4人の争いとなっている。現在のところ、イスラム最高指導者ハーメネイー師の後継者とも言われる、ライースイー候補が最有力である」と報じました。

朝日新聞は、「選挙には、ハメネイ師の影響下にある護憲評議会の事前審査を通過した7人が立候補。序盤から保守強硬派のライシ司法長官の優勢が伝えられ、改革派のヘンマティ前イラン中央銀行総裁は苦戦が予想されている。今月16日、候補7人のうち、保守強硬派2人と改革派1人が辞退を発表。改革派候補はヘンマティ氏だけとなった。最高指導者が国民に投票を強く呼びかけている」としています。

TBSは、「18日、イランで大統領選挙が行われ、8年ぶりの政権交代が「濃厚」となっている。そのため、国際社会の注目度も高い」としました。

読売新聞は、「イランで、ローハーニー大統領の任期満了に伴う大統領選の投票が始まった。最新の世論調査では、反米・保守強硬派のエブラヒム・ライシ司法府代表(60)が高い支持率を得て優勢となっている。勝利すれば、保守強硬派の8年ぶりの政権復帰となる。今回、体制支持の尺度とされる投票率も注目される」と報じています。

時事通信は、「8年ぶりに政権奪還を目指す保守強硬派の勝利が濃厚となっている。反米の強硬派、最高指導者ハーメネイー師に近いライシ司法府代表(60)が圧倒的に優位な様相だ。計3回行われた候補者テレビ討論会では、ハメネイ師が提唱する国内製造力強化などを通じた『抵抗経済』の重要性を訴えた」としました。

現在、日本の報道各社は第13期イラン大統領選の成り行きを固唾を呑んで見守っています。

 

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