7月 04, 2021 21:01 Asia/Tokyo
  • 北海道での日米共同演習
    北海道での日米共同演習

ロシア外務省が、同国の国境近くに位置する北海道での日米共同軍事演習を、日米軍事同盟の狭い範囲の利益を確保するためのものとするコメントを発表しました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、ロシア外務省のザハロワ報道官は同省ホームページにおいて、次のようにコメントしました;

「日本は、自国の防衛相の具体的な行動と言葉によって、その軍事分野における尽力が実際に何に向けられているかを示している。

この文脈において、日本が提唱する『自由で開かれたインド太平洋』の概念を含むアジア太平洋地域の平和や安定に関するさまざまなイニシアチブは、実際にはその米国との軍事同盟の狭いブロックの利益を確保するという1つの目標に向けられているという感覚から逃れるのは難しい。

一方、日本は、われわれのしっかりとした根拠のある安全保障上の懸念に関するロシアとの建設的な対話や、同分野で信頼醸成措置を構築する方法を議論することから依然として逃れている」

ザハロワ氏はまた文中で、「日本当局のこの路線を注視し、必要に応じて適切な対応措置を講じる」と指摘しました。

日米軍事演習「オリエント・シールド(東洋の盾)」は、6月24日から7月11日まで実施される予定です。

ロシア国防当局は昨年12月、日本海とオホーツク海の上空を飛行していた日本の自衛隊機OP-3Cに対処するため、ロシア軍のSu-30戦闘機を緊急発進させました。

国防当局はこれについて、「領空侵犯を阻止するため」の措置だったと説明しています。

 

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