西村再生相、「五輪開催判断はIOC」
7月 08, 2021 19:25 Asia/Tokyo
西村康稔経済再生相は8日木曜に開かれた衆院議院運営委員会で、東京五輪は中止の判断をすべきではないかとの質問に対して「開催可否は国際オリンピック委員会(IOC)が判断されると聞いている」と述べました。
ロイター通信によりますと、西村氏はこのように共産党・塩川鉄也議員からの質問に答えました。
西村氏は「世界的にみれば日本の感染は低く抑えられているが、足元の医療提供体制を安定的なものに確保していくために、いわば先手、先手で緊急事態宣言を東京都に発出することにした」と説明しました。
立憲民主党の青柳陽一郎議員は、五輪の直前に東京で緊急事態宣言を発令する状況になったことを「政策の失敗」と批判しました。これに対して西村担当相は、「感染が増えてくれば強い対策でそれを抑える。収まってくれば対策を解除する。機動的に対応する」などと説明しました。
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