IOC、五輪競技日程の変更を許可 猛暑と湿度対策で
(last modified Mon, 26 Jul 2021 10:54:41 GMT )
7月 26, 2021 19:54 Asia/Tokyo
  • 日本の猛暑と湿度
    日本の猛暑と湿度

国際オリンピック委員会(IOC)は25日日曜、五輪開催中の東京で猛暑や湿度が問題となっていることをうけ、必要であれば競技日程の変更を認める意向を示しました。

ロイター通信によりますと、今大会中、日本ではほぼ毎日のように摂氏33度、またはそれを超える気温を記録しており、複数の競技の選手たちから、暑さによりパフォーマンスに支障をきたしているとの声が上がっています。

また、湿度の高さも問題となっており、大会主催者は暑さ対策の一環としてホースで冷気を送り込んだり、氷嚢を用意していますが、あまり効果はあがっていません。

IOCのスポーツディレクターは「競技スケジュールは、可能な限り日中の暑い時間帯を避けて組まれているが、すべてのスポーツでそれが可能というわけではない」とコメント。テニスに関しては、現在、一日のうち最初の試合が午前11時にスタートするため、選手たちは日中の最も暑い時間帯にコートに立たなければなりません。

男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同2位ダニル・メドベージェフ(ロシア)は24日、大会主催者に対し、残りの期間の試合を午後遅くに移動するよう呼びかけ、メドベージェフはすべての試合を夕方以降に行うべきと提案しました。

また、日陰のない東京・江東区の有明アーバンスポーツパークで25日に競技を行ったスケートボード選手らは、午前9時の時点ですでに耐えられないほどの暑さだったとと話していました。

 

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