東京五輪閉幕、パリは次回24年大会に意気込み
8月 09, 2021 18:39 Asia/Tokyo
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東京五輪閉幕
AFP通信によりますと、東京五輪の閉会式が行われた8日日曜、フランス・パリではエッフェル塔の下で多くの人がその様子を見つめ、次回2024年大会の開催地としての意気込みを新たにしました。
閉会式で今大会のハイライトを見ていた22歳の女性は、「夜に働いていて、今回の五輪はほとんど見られなかったから、最高の瞬間がまた見られるのはうれしい」と話しました。
厳しい新型コロナウイルス対策の下、ほとんどの会場が無観客で行われた東京五輪と比べると、パリ市内の様子は対照的です。東京五輪に出場した柔道男子のテディ・リネール選手は、この日パリの特設会場に姿を見せ、「会場が満員で、応援の声があった2012年と2016年の大会を思い出した。とても温かかった」と回想しました。
東京五輪に出場したフランスの選手たちも、パリ五輪に思いをはせている。先月23日の開会式で旗手を務めた体操男子のサミル・アイ・サイド選手は、「みんなの姿を見られて心が温かくなった。普段と少し違う五輪を終えたばかりだから」と話し、「気持ちは10倍盛り上がる。今はけがをしているが、すぐにでも練習に行きたい気分だ」と語りました。
パリ五輪大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は、「現時点ですべての指標が順調だ」と準備が予定通り進んでいることを強調しています。
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