終戦の日、全国戦没者追悼式が開催
(last modified Sun, 15 Aug 2021 10:43:06 GMT )
8月 15, 2021 19:43 Asia/Tokyo

終戦の日にあたる15日日曜、国内の戦没者約310万人を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で行われました。

毎日新聞によりますと、式典には天皇・皇后両陛下、菅義偉首相、戦没者の遺族185人が参列しました。

管首相は式辞で、「私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆さまの尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは片時たりとも忘れません。戦争の惨禍を二度と繰り返さない、この信念をこれからも貫いてまいります」と述べました。

天皇陛下は、新型コロナウイルスの感染状況に言及し、「新たな試練に直面していますが、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」とした上で、戦没者について、「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と述べました。

式典は昨年に続いて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、規模を縮小して行われました。

 

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