高市前総務相が、自民総裁選への出馬意向を表明
(last modified Thu, 26 Aug 2021 10:47:24 GMT )
8月 26, 2021 19:47 Asia/Tokyo
  • 高市早苗前総務相
    高市早苗前総務相

高市早苗前総務相が、自民党総裁選に出馬する意向をあらためて示し、「多くの同志に政策を訴えて賛同を受けたい」と語りました。

ロイター通信が26日木曜、東京から報じたところによりますと、高市氏は26日木曜、記者団に対し、新型コロナウイルス対策や経済成長への投資などの必要性を訴えると共に、インフレ目標達成など「安倍内閣がやり残した案件を引き継ぎたい」と抱負を語っています。

また、「今日がキックオフだと思っている。精一杯、多くの同志に政策をお伝えし、また賛同をお願いしたい」と強調しました。

さらに、「どのような政策を訴えたいか」との問いには「リスクの最小化」と答え、新型コロナウイルス感染症やエボラ出血熱などのリスクに対応するよう、「さらなる改善策、これからの備えとしてやっておくべき対策についてもお伝えしたい」との考えを示しています。

そして、経済を立て直すことが社会保障を確保する道でもあるとの認識を示し、全世代が安心感を持てるようになれば消費マインドの回復・税収増にもつながるとの見解を示し、「危機管理投資、成長投資の必要性を訴えたい」と述べました。

続けて、地方の医療体制充実を図ることにも言及し、コロナ治療薬の国産体制を整備するため、場合によっては「政府が一定の設備投資をして生産を急ぐべき」との考えを示し、「一刻も早い補正予算の編成が必要だと考えている」と語っています。

加えて、安倍晋三内閣のやり残し案件として、2%のインフレ目標達成や機微情報が中国に流失するのを阻止するための法整備を例に挙げ、「しっかりと引き継いでいきたい」としました。

 

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