自民・石破氏、総裁選不出馬を表明 河野氏支持に回る
9月 15, 2021 19:47 Asia/Tokyo
自民党の石破茂元幹事長は15日水曜に開催した石破派の臨時総会で、総裁選に出馬せず、河野行革担当相を支持する考えを明らかにしました。
NHKによりますと、石破氏は当初、総裁選への出馬を検討していましたが、石破派所属の議員からは慎重な意見が多く出ていました。
また、すでに立候補を表明していた河野太郎行革担当相から13日に総裁選での協力要請を受けました。
石破氏はこうしたことから、総裁選への立候補を断念したとみられます。
石破氏は派閥会合後に記者会見し、「国民の声に応えるには、改革勢力が二分せず一致することが必要だ」と不出馬の理由を明らかにしました。また、石破派として河野氏への投票を拘束はしない方針も示しました。
日本テレビが自民党党員・党友に対して実施した調査によると、投票先は河野氏25%、石破氏21%、岸田氏19%、高市早苗前総務相16%という結果が出ており、今回の石破氏の不出馬をうけて、石破票が、どの程度河野氏に流れるかが焦点となります。
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