10月 19, 2021 19:47 Asia/Tokyo

日本人科学者の瀬戸孝俊氏が、東京から中国西部の甘粛省に渡り、中国と協力して世界を「照らす」べく」蘭州大学物理科学・技術学院の教授として教育活動に当たっています。

中国・新華社通信が19日火曜、報じたところによりますと、瀬戸孝俊氏は2018年9月、蘭州大学の学生を教育し、より良質な発光材料を開発する夢を抱きながら、東京から中国西部の甘粛省に渡り、総合大学であり重点大学である蘭州大学物理科学・技術学院の教授職に着任しました。

今年63歳の瀬戸氏は。これまで三菱化学など日本の有名企業で研究者として、LED照明やディスプレイ用発光材料などの新しい固体発光材料を発明し、世界のLED産業の発展に貢献してきました。

瀬戸氏の友人、同学院の王育華教授が瀬戸氏に定年退職後中国で仕事をすることを勧めたところ、同氏は快く快諾し、2018年9月、瀬戸氏はハイエンド外国人専門家として同大学に招聘され、現在は蘭州大学の大学院生の育成に力を注ぎながら、材料開発に励んでいます。

王教授は、「瀬戸氏が学生の育成と科学研究に全精力と時間を費やしていると感じている」とコメントしました。

一方の瀬戸氏も「協力・ウィンウィン」が自分の最大の願いだと述べ、「今後日中両国の研究者がさらに協力し、良質で実用的な発光材料を開発できるよう望んでいる」と期待感を示しています。

 

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