三宅島の砂浜に軽石が漂着、海面に帯状で浮遊
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三宅島の砂浜での軽石
東京都三宅島で軽石が砂浜に漂着し、海面にも帯状に浮いている様子が確認されました。
NHKが20日土曜、報じたところによりますと、東京都伊豆諸島では、今月上旬から少量の軽石が相次いで確認されており、JAMSTEC海洋研究開発機構はこの週末にもまとまった量の軽石が漂着する可能性があるとするシミュレーションを公表しています。
19日金曜、都の三宅支庁や地元の漁協などが出席して行われた会議では、三宅島にも軽石が漂着しているという報告があり、20日朝には島の東側の砂浜で15メートルほどにわたって軽石が漂着し、海面にも帯状に軽石が浮いている様子が確認されました。
三宅島には5つの港があり、軽石の流入を防ぐため、当初予定していた21日から1日前倒しして、20日午後、すべての港にオイルフェンスが設置されることになっています。また、フェンスの周辺にドローンを飛ばして、大量の軽石が漂着しないか警戒を続けています。
三宅島をはじめとする伊豆諸島では生活物資の補給を船便が支えているため、軽石の影響を心配する声も出ています。
一方で、島への旅客船や貨物船を運航している東海汽船によりますと、「現時点で、大規模な漂着は確認されておらず、安全な運航に支障はない。都などの話では、運航を中止するほどにはならないのではないか」としています。
同島で商店を営む築穴宏さんは「軽石がたくさん漂着し、仮に定期船が動かなくなれば、店の商品も届かなくなる。島では物資を船に頼っているので、今後を考えると不安だ」と語りました。
東京都によりますと、伊豆諸島で20日午前11時の段階で軽石が大量に漂着したという情報は入っていないということです。
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