日本各地で「部分月食」が観測、月が最も大きく欠けほとんど隠れる
11月 20, 2021 16:09 Asia/Tokyo
日本の国内各地で、地球の影に覆われて月が欠けたように見える「月食」が見られ、ほとんどが隠れた月が観察されました。
「月食」は太陽と月の間に地球が入り、地球の影に覆われた月が欠けたように見える現象です。
NHKが19日金曜、報じたところによりますと、日本時間の同日午後6時すぎに、月の直径のおよそ98%とほとんどが隠れ、同日午後8時前に終了しました。
今回の部分月食は各地で観測され、東京・渋谷区にある高さおよそ230メートルある展望施設の屋上では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることから観察会が開かれ、大勢の人が望遠鏡で観察したり、カメラで撮影したりしていました。
最も影に覆われた時間帯は、月は全体が赤黒くなり、覆われなかったほんの一部が白く輝くように見えていました。
訪れた40代の女性は「これまでも月食を観察してきましたが、きょうは雲の間からきれいに見えました。月の姿が神秘的でした」と語りました。
なお、次に国内で月食が観測できるのは、来年11月8日の皆既月食だということです。
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