日本でガソリン価格が高止まり、リッター「200円超えの狂乱時代」の可能性も
11月 23, 2021 04:02 Asia/Tokyo
世界市場での原油価格の高騰を受け、日本でガソリン価格が高騰しています。
都道府県平均ガソリン価格ランキングによりますと、21日日曜の時点における日本全国のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格は0.3円安の165.2円、灯油は5円高の1858.7円となっています。
日本では、昨年10月からガソリン価格の上昇が続いており、資源エネルギー庁が11月10日に発表したレギュラーガソリンの全国平均小売り価格(11月8日時点)は1リットル当たり169円と7年3カ月ぶりの高値となりました。
こうした傾向を受け、一部では1リットル当たり200円を超える事態にもなりかねないとの見方も出ています。
なお、ロシア・スプートニク通信によりますと、日本時間22日8時の時点で、ブレント原油の先物1月限は0.69%安の1バレル=77.93ドル、アメリカ産軽油WTI1月限先物は、0.56%安の1バレル=75.19ドルで取引されています。
ブレント原油の世界的な価格は先週、大幅に値下がりし、その下げ幅は去る8月以来最大となりました。
欧州での新型コロナウイルス感染拡大により景気回復の遅れが懸念されたほか、主要国が原油価格引き下げに向けて石油備蓄を放出する可能性を織り込んだ形となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ