11月 30, 2021 15:39 Asia/Tokyo
  • 外国人の新規入国の原則停止
    外国人の新規入国の原則停止

新型コロナウイルスの新たな変異株拡散を受けて、世界のすべての国や地域を対象に外国人の新規入国が原則停止となったため、羽田空港と成田空港の国際線は閑散としています。

NHKが30日火曜、報じたところによりますと、従来株より感染力が強いとされる新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が各国に拡散していることから、日本政府は世界のすべての国や地域を対象に、日本時間30日午前0時から外国人の新規入国を原則停止しました。

羽田空港の国際線が発着する第3ターミナルでは、前日の29日までは仕事で来日する外国人の姿がみられましたが、30日は日本に家族がいたり、日本で働いたりしている外国人が行き来する程度で、閑散としています。

軍で働いているアメリカ人男性は「空港や機内ではマスクをつけるなどふだんと変わらない様子でした。日本に住んでいる人たちの安全のために政府が行うのは仕方がないと思います」とし、一時帰国したアメリカ在住の日本人男性は「機内には日本人が多く、外国人はほとんどいませんでした。コロナの影響でアメリカに戻れない時があったので、そういった状況にならなければよいなと思います」と語りました。

また、成田空港では対象の最初の便となるフィリピン・マニラからの便が午前11時半ごろ到着しましたが、新規に入国する外国人の姿は見られず、空港内は閑散としていました。

外国人の入国をめぐっては今月8日に、ビジネス目的のほか留学生や技能実習生なども、一定の条件のもと再開されたばかりで、3週間余りで再び停止された形となっています。

さらに、政府は日本人の帰国などについても12月1日以降、自宅などでの待機期間を最短3日間に短縮する緩和措置を停止し、再び14日間に戻すなど制限を強化することにしています。

 

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