12月 02, 2021 14:48 Asia/Tokyo
  • 北海道で、暴風により電柱が倒れるなどで停電
    北海道で、暴風により電柱が倒れるなどで停電

北海道・十勝地方の広い範囲で暴風の影響により停電が続いており、倒木で電柱が倒れ電線が切れるなどの被害が出ています。

NHKが北海道電力の発表として報じたところによりますと、日本時間の2日木曜午前11時半現在、道内では帯広市など十勝地方の7つの市町村のおよそ4190戸で停電が続いており、十勝地方では暴風の影響で電柱が倒れたり、電線が切れたりする被害が、少なくとも100か所近く確認されているということです。

このうちおよそ930戸が停電している更別村では、電線に倒れかかった木を高所作業車を使って切る作業が進められています。

北海道電力は各地で復旧作業を急ぎ、2日中の復旧を目指すとしています。

また、午前10時現在、発達した低気圧による暴風などの影響で、道内ではこれまでに2人が負傷し、23棟の住宅で屋根がはがれるなどの被害が確認されています。

また、釧路市や根室市、それに岩見沢市など9つの市と町の合わせて23棟の住宅で強風で屋根や壁がはがれるなどの被害が確認されています。このほか釧路市や陸別町など10の市と町で、小屋など住宅以外の建物の一部が壊れる被害が26棟で確認されています。

発達中の低気圧の影響で道内では風が非常に強まっており、札幌管区気象台は、2日夕方にかけて、日本海側と太平洋側では暴風や高波に警戒するとともに、日本海側では猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響にも警戒するよう呼びかけています。

また、日本海側では昼すぎにかけて雪も強まる見込みで、3日午前6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで30センチと予想されています。気象台は2日夕方にかけて、日本海側と太平洋側では暴風や高波に警戒するとともに、日本海側では猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響にも警戒するよう呼びかけています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ