12月 05, 2021 22:14 Asia/Tokyo
  • 「世界で評価されたイランの絵本 ~ブラチスラバ世界絵本原画展の入選作~」
    「世界で評価されたイランの絵本 ~ブラチスラバ世界絵本原画展の入選作~」

在日イラン文化センターは、イスラム研究者、イラン研究者、ペルシア語・文学講師、その他イランに関する研究家・芸術家らの講演による専門セミナーの一環として、「世界で評価されたイランの絵本 ~ブラチスラバ世界絵本原画展の入選作~」を開催しました。

IRIBパールストゥデイ国際日本語通信(旧IRIBラジオ日本語)によりますと、5日日曜にオンライン会議システム・ズームを利用して開催されたこのセミナーでは、イランの絵本翻訳家で、ペルシア語の児童・青少年向け物語の翻訳を手がける出版社「サラーム・サラーム」主宰の愛甲恵子さんが講演を行いました。

愛甲さんは講演の中で、イランの児童向け書籍が全世界で注目を浴びていることに触れ、「イランにおけるこのような本が扱うテーマや物語は非常に幅広く、豊富であり、(スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される)ブラチスラバ世界絵本原画展をはじめ様々なブックフェアに出展し、国際アンデルセン賞のような名誉ある賞を数多く受賞している。このことはイランが児童書籍の分野において、世界的な評価を得ていることを示している」と語りました。

愛甲さんはまた、「イランにおける児童書籍の需要は高まりを見せており、日本でもここ数年で同様の傾向がある」と強調しました。

ペルシア語児童書籍の翻訳で活躍する愛甲さんは、12年ほど前から日本各地でペルシア語の児童・青少年向け書籍の展示会を開催しており、これまでに様々な作品を翻訳しています。

 

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