前澤氏を乗せた宇宙船が、バイコヌール基地より打ち上げ
(last modified Wed, 08 Dec 2021 09:47:06 GMT )
12月 08, 2021 18:47 Asia/Tokyo

衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で実業家の前澤友作氏(46)ら日本人民間人2人が搭乗するロシアの宇宙船「ソユーズ」がグリニッジ標準時(GMT)8日午前7時38分(日本時間同日午後4時38分)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からISS国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。

フランス通信が8日火曜、報じたところによりますと、宇宙船は3人乗りで、前澤氏と関連会社の役員を務める平野陽三氏の他、操縦をするロシア人宇宙飛行士のアレクサンドル・ミスルキン氏が同行しています。

この宇宙船は約6時間で到着する予定で、ロシアの小型研究モジュール「ポイスク」にドッキングすることになっています。

前澤氏らはISSに12日間滞在し、その様子は75万人以上が登録する同氏のユーチューブ・チャンネルで公開される見通しです。

前澤氏は7日火曜の記者会見で「本当にわくわく、どきどきしています。遠足を控える小学生になったような気持ちです。ISSでやりたいこと100個も決めています」と語っていました。

今年は米富豪のイーロン・マスク氏やジェフ・ベゾス氏、英富豪リチャード・ブランソン氏が商業宇宙旅行を実現させています。

ロシアが宇宙に旅行者を送り出すのは、2009年のカナダのサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の共同創設者ギー・ラリベルテ氏以来となります。

前澤氏は、2023年にはマスク氏の宇宙開発企業スペースXが計画する民間人初の月旅行に参加し、同行者8人を連れて行く予定です。

 

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