米軍、沖縄の小学校近くに汚染水排出
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普天間基地
米軍が普天間基地内から出た汚染水を、近くの小学校に近接する水路に放出していたことが、沖縄タイムスの調査によって判明しました。
沖縄タイムスは米情報公開法にもとづき、米軍が2018年に作成した水路の地図を入手しました。
それによると、米軍が普天間飛行場の消火訓練施設の有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)汚水を、普天間第二小学校に近接する水路を使って民間地に放出していたことが分かりました。
米海兵隊は2018年11月20日、米上院軍事委員会所属の有力議員ジーン・シャヒーン氏から問い合わせを受け、汚染状況を説明する地図を作製しました。
この地図によると、消火訓練施設では1リットル当たりPFOS(ピーホス)2万7千ナノグラム、PFOA(ピーホア)1800ナノグラムが検出されていました。これは、日本の暫定指針値50ナノグラムのそれぞれ540倍、36倍に当たります。
地図で示された場所には現在、排水管があり、ふたのない簡易な排水溝に注いでいます。目測で5メートル余りの距離に普天間第二小のグラウンドがあります。排水溝はそこから学校の敷地沿いに約130メートル延び、宜野湾市喜友名の民間地に出る前に地下に潜ります。
沖縄タイムスは、地図に示された水路がこの排水管やふたのない排水溝を指すのかどうかを海兵隊に問い合わせましたが、回答は得られていないということです。
普天間第二小の運動場にCH53大型輸送ヘリの窓枠が落下した事故から、13日で4年。609人の児童が通う同校は普天間飛行場の米軍機だけでなく、有害物質の脅威にもさらされています。
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