米軍ヘリ窓枠落下事故から4年 普天間第二小で全校集会
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普天間第二小での全校集会
沖縄・普天間基地所属の米軍大型ヘリから、宜野湾市立普天間第二小学校の運動場に約90センチ四方の窓枠が落下した事故から4年となった13日、同小で事故を振り返る全校集会が開かれました。
沖縄タイムスによりますと、この全校集会では当時の新聞記事やテレビニュース、学校職員が撮影した映像などで事故の状況を振り返りました。
この事故は2017年12月13日午前10時過ぎ、宜野湾市立普天間第二小の運動場に米軍大型ヘリCH53Eから約90センチ四方・重さ約7.7キロの窓枠が落下したものです。事故当時、運動場では4年生約30人が体育の授業を行っていました。
この日の全校集会では、事故後に学校に対して「基地があるところに学校を後から造ったのに文句を言うな」などと誹謗中傷が届いたことも紹介。戦後に米軍が民家を取り壊し、集落があった場所に普天間基地が造られた歴史も説明しました。
また先月23日に発生した普天間基地所属のオスプレイから水筒が落下した事故にも触れられました。自分で自分の命を守る大切さを伝え、教員が「誰も傷つくことのない学校にしたい」とのメッセージを読み上げると、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。
同校の知念克治校長は、米軍機が学校上空を飛ぶ状況が変わっていないと話し「どうにもできない自分の力のなさを本当に感じる」と無力感をにじませました。
事故から4年がたち、体験した教員や児童も少なくなっており、知念校長は「子どもたちには事故があったことを忘れないでほしい。自分の力で発信し、良い未来を築ける行動力のある児童の育成に取り組みたい」と語りました。
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