沖縄・コザ暴動から51年 当時の高校生らが回顧
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沖縄県がアメリカ占領下にあった1970年12月20日、今の沖縄市で市民らが米軍に抗議したいわゆる「コザ暴動」が起きました。暴動から51年、当時高校生だった男性2人が回顧しました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
12月 20, 2021 22:12 Asia/Tokyo
  • 沖縄・コザ暴動
    沖縄・コザ暴動

沖縄県がアメリカ占領下にあった1970年12月20日、今の沖縄市で市民らが米軍に抗議したいわゆる「コザ暴動」が起きました。暴動から51年、当時高校生だった男性2人が回顧しました。

この暴動では、人々が米軍関係者の車両を燃やすなどし、占領下の沖縄の人々の怒りを象徴する出来事とされています。

NHKは、当時高校生で現場に居合わせた2人の男性に話を聞きました。

照屋寛則さん(68)は当時高校2年生でした。自宅で勉強中、外から騒がしい音を聞こえ、暴動が起きていることを知りました。写真部に所属していた照屋さんは、現場にかけつけ暴動の様子を自分のカメラで撮影しました。撮影を群衆から注意されたという照屋さんは「一緒になって暴動に加わる勇気はなかった」と当時の心境を語りました。

一方、中根学さん(67)は暴動の群衆に加わった一人です。中根さんは、「車をひっくり返すのに手を貸す人たちがいた。自分も2台ほど手伝った。学校の先生に見つかったら怖いので、さりげなくという感じだった」と振り返ります。

中根さんが暴動に加わったのは、米兵が起こす事件・事故に対する日頃からの憤りでした。「米兵の容疑者が捕まっても、基地の中に戻って終わり。人権や平和がないがしろにされている怒りが、子どもながらにあった」と語ります。

中根さんはその後、沖縄の現状を伝えることを志し、新聞記者になります。定年後は、自分の体験をもとにコザ暴動に関する資料をまとめ、市役所に寄贈もしました。

中根さんは、「高校生も暴動に参加せざるを得ないほど、当時の沖縄の姿はいびつだった。そのことを今のうちに残しておきたい」と心のうちを語ります。

コザ暴動から51年を経ても、沖縄と米軍基地の関係性は変わっていません。

 

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