水産庁、沖縄県による辺野古沖サンゴの移植許可撤回を取り消し
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水産庁は28日火曜、米軍普天間基地の移設先に指定されている沖縄県名護市辺野古沖の工事にともなうサンゴの移植をめぐり、県によるサンゴの特別採捕許可の取り消し処分は違法であるとし、一部地区の処分を取り消したと発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 28, 2021 21:35 Asia/Tokyo
  • 米軍普天間基地
    米軍普天間基地

水産庁は28日火曜、米軍普天間基地の移設先に指定されている沖縄県名護市辺野古沖の工事にともなうサンゴの移植をめぐり、県によるサンゴの特別採捕許可の取り消し処分は違法であるとし、一部地区の処分を取り消したと発表しました。

NHKによりますと、沖縄県はことし7月、沖縄防衛局に対し、辺野古沖の埋め立て予定海域にあるサンゴの移植作業を行う許可を出しましたが、サンゴの生残率を高めるために水温の高い時期を避けることなどを求めた県の条件に従っていないとして、2日後に許可を撤回しました。

これに対して、防衛局は、サンゴを含む水産資源の保護を所管する農林水産省に、撤回の取り消しを求める審査請求を申し立てました。農林水産省は、県の撤回処分の効力をいったん停止して、移植作業の再開を認めるとともに、双方から意見を聞くなどして審査を進めてきました。

その結果、農林水産省は28日火曜、沖縄県による撤回処分は違法だとして、これを取り消す決定を下しました。理由については、防衛局が海水温などを測り、専門家の助言を得るなど、条件に沿った作業をしていたとしているほか、沖縄県は、撤回処分の前に防衛局側の主張を聞く手続きを取っていなかったと指摘しています。今回の決定によって、サンゴの移植作業は、このまま続けられることになりました。

沖縄県の玉城デニー知事は、「許可を取り消したことについては、科学的根拠に基づいて丁寧に説明を行ってきたので、誠に残念だ。内閣の一員である農林水産大臣の行った裁決が公平・公正な判断であったとは到底、言えない」とコメントしました。そのうえで「裁決に対する今後の対応については、内容を精査したうえで検討する」としています。

 


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