岸田首相、「新しい資本主義の実現に取り組む」　年頭所感で

岸田首相が１日付で年頭所感を発表し、「新しい資本主義」の実現に取り組むとしました。

共同通信によりますと、岸田首相はまた、厳しさを増す国際情勢を踏まえ、「外交・安全保障の巧みなかじ取りと安定政権の確立がますます求められている」と強調し、首脳外交を本格的に始める年だと訴えました。憲法改正については、「本年の大きなテーマだ」として国民的議論の喚起に意欲を示しました。

新型コロナのオミクロン株といった新たな脅威への対処方針では「『最悪を想定し、慎重にも慎重を期す』との危機管理の要諦を踏まえ対応する」と改めて言明しました。そして、予防、検査、早期治療の流れを強化し「社会全体としてコロナのリスクを引き下げる」とアピールし、昨年策定した経済対策を一日も早く実現すると決意を示しました。

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