公明・山口代表、日本主導・米中アジア参加の常設機構の設置を提唱
(last modified Sun, 02 Jan 2022 06:56:58 GMT )
1月 02, 2022 15:56 Asia/Tokyo
  • 公明党の山口代表
    公明党の山口代表

公明党の山口代表が、日本の主導による米中アジア諸国の参加による常設機構の設置を提唱しました。

NHKが2日日曜、報じたところによりますと、山口代表は東京都内で街頭演説し、日本周辺の安全保障環境が厳しさを増す中、軍事衝突などの不測の事態を避けるためには対話の枠組みが必要だとして、アメリカや中国に加え、アジア諸国が参加する常設の機構を、日本が主導して設置すべきだという考えを示しています。

また、緊張が続くウクライナ情勢をめぐって、欧米に加えロシアも加盟する、OSCE・ヨーロッパ安全保障協力機構などの会合が開かれる見通しになっていることに触れ「アジアには、中国やアメリカ、ASEANなどが加わって対話が行われる常設の機構が存在しない」と指摘しました。

そのうえで「こういうものを作るよう、日本が主導して推進する努力が必要だ。平和で安定した環境を作ることで、不測の事態を防ぎ、地球温暖化問題など大きなテーマの実(じつ)が上がっていく」と述べ、アメリカや中国に加え、アジア諸国が参加する常設の機構を、日本が主導して設置すべきだという考えを示しています。

 


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