京都・北野天満宮で、正月恒例の書き初め「天満書」が実施
1月 02, 2022 16:04 Asia/Tokyo
学問の神様、菅原道真をまつる京都の北野天満宮で、正月恒例の書き初め「天満書」(てんまがき)が行われています。
NHKが2日日曜、報じたところによりますと、今年も昨年に続き、新型コロナウイルスの感染対策として、座席を例年のおよそ半分の30席ほどに減らし、時間も15分以内に制限して実施されました。
初日の2日は、朝から親子連れなどが訪れ、持参した筆で「正月」や「とら」、「大志」など、新しい年にちなんだ文字を真剣な表情で書き上げていきました。
「合格」と書いた大阪・茨木市の中学3年の男子生徒は「ことし、高校受験があるので、絶対に合格したいという思いで書きました。最高の一年にしたいです」とコメントしました。また、正月にちなんで「まり」と書いた京都市左京区の5歳の女の子は「緊張して書きました。楽しかったです」と語っています。
「天満書」は、京都市上京区の北野天満宮で、「書の三聖」としてたたえられる菅原道真にあやかって書の上達を願う、恒例の書き初めです。
北野天満宮の書き初めは2日は16時までで、今月4日まで行われています。
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