沖縄・玉城知事、米軍のコロナ未報告に「意識が欠如」

沖縄県の玉城デニー知事は２日日曜、記者会見を開き、県内でオミクロン株の感染が急拡大していることに危機感を表明し、米軍の対応についても批判しました。

ＮＨＫによりますと、玉城知事はこの中で、「米軍関係者を中心に確認されていたオミクロン株が、市中感染でも確認されている。いまだかつてないスピードで感染が拡大している」と危機感を表明しました。

その上で、このまま感染拡大が続く場合は、経済活動の制限などの措置を検討せざるを得なくなるとし、県民に対して外出を控えるなどの対策の徹底を求めました。

また、県内の米軍基地から先月３１日から２日までの３日間、基地内感染者などの情報提供がないことについて、「県内のオミクロン株拡大が米軍由来であるという意識が欠如している」と批判しました。

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