トヨタ、GM抜き米国首位間近か
(last modified Tue, 04 Jan 2022 12:06:55 GMT )
1月 04, 2022 21:06 Asia/Tokyo
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複数の予測によりますと、トヨタがおよそ100年にわたって米自動車業界首位にあったゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、販売台数で米国最大の自動車会社になるといわれています。

CNNによりますと、GMはおよそ1世紀にわたって米自動車市場で首位に立ってきましたが、トヨタが販売台数でこれを抜くと予想されています。

このことは、米自動車メーカー各社が国内市場での占有を手放しつつあることを示しています。トヨタは2005年にGM、フォード、ダイムラー・クライスラーに次いで米国内で4番目の販売台数でしたが、この時同国内で販売された自動車の57%は米国製でした。

しかし、2021年初めからの9カ月で、GM、フォード、ステランティスを含む米自動車メーカーは、同国市場でわずか38%の販売シェアを占めたのみでした。テスラの販売台数も加えても40%でした。

きょう4日火曜は、トヨタ・GMともに昨年の販売台数を公表することになっています。

昨年の第3四半期まではトヨタの販売台数はGMを上回っており、これは最終四半期でも同様と予測されています。もっとも、両社とも昨年の最終四半期には販売台数の落ち込みを経験しています。

予測によると、トヨタの昨年最終四半期の売上は31%減少し、GMは46%減少したとみられます。

もっとも専門家らは、トヨタが今後数年にわたって米国自動車市場トップの座を維持できるか確信をもって言うことはできないとしています。

 


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