日本が3回目接種前倒しへ、オミクロン株水際対策は来月末まで維持
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日本政府が、外国人新規入国の原則停止などの水際対策を来月末まで維持し、一方で3回目のワクチン接種を前倒しする意向です。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
1月 11, 2022 15:49 Asia/Tokyo
  • 日本でのコロナワクチン3回目接種
    日本でのコロナワクチン3回目接種

日本政府が、外国人新規入国の原則停止などの水際対策を来月末まで維持し、一方で3回目のワクチン接種を前倒しする意向です。

NHKによりますと、新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、日本政府は水際対策として行っている外国人の新規入国の原則停止措置などを来月末まで維持し、ワクチンの3回目の接種については自衛隊による大規模接種会場の設置に加え、全国にある在庫や追加分も活用して高齢者や一般の人に対する接種を前倒しする方針を打ち出しました。

これについて岸田首相は11日火曜、総理大臣官邸で記者団に対し、「オミクロン株への水際対策として行っている外国人の新規入国を原則停止している措置などについて、人道上や国益上の観点から必要な対応を行いつつ、来月末まで維持する」としています。

その上で、オミクロン株の特性をめぐり、専門家から感染力が高い一方、感染者の多くは軽症や無症状で、重症化率は低い可能性が高いなどの分析が報告されているとして、国民に対し、過度に恐れることなく、マスクの着用や3密の回避など冷静な対応をとるよう呼びかけました。

またワクチンの追加接種について、高齢者に対しては、各都道府県による大規模接種会場の設置や、接種場所のさらなる確保などを通じてペースアップを要請し、全国にある在庫なども活用して、さらに接種を前倒しするとしています。

そして、今年3月以降、追加で確保したモデルナのワクチンを活用し、一般の人たちへの接種も前倒しするとともに、自衛隊による大規模接種会場を設置し、自治体の取り組みを後押しし、12歳未満の子どもは、必要な手続きを経て、希望者に対しできるだけ早く接種を開始するとしています。

これらの問題について、岸田首相は記者団に対し「重要なことは国民の命を守り抜くことだ。未知なるウイルスとの戦いだが十分な備えをしたうえで、過度に恐れることなく、国民みなで協力をしてこの状況を乗り越えていきたい」と述べました。

 


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