米軍経由でコカイン密輸の男、覚せい剤使用の疑いで再逮捕

沖縄県警は１２日水曜、覚せい剤を使用・所持したとして、住所不定の無職の男（２９）を覚せい剤取締法違反の疑いで再逮捕しました。この男は過去にも沖縄県内の米軍基地を経由してコカインを密輸した容疑で逮捕されています。

沖縄タイムスによりますと、逮捕容疑は昨年９月下旬ごろから１０月１６日の間に、国内で覚せい剤を使用した疑いと、甲府市のマンションの一室に覚せい剤成分を含む海外の医薬品「アデロール」計１０６錠を営利目的で所持し、保管していた疑いです。

男は警察の取り調べに対し黙秘しているということです。

男は軍事郵便制度の「非公用軍事郵便物」として、沖縄県の米軍基地を経由して米国からコカインを密輸したなどとして麻薬および向精神薬取締法違反などの疑いで逮捕されており、今回の逮捕は４回目です。

県警は、この男が今回も軍事郵便制度を使って覚せい剤を密輸した可能性があるとして、詳しい入手経路を調べています。

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