中国海警局の船4隻が尖閣沖の領海侵入、今年初の確認
1月 15, 2022 15:29 Asia/Tokyo
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中国海警局の船4隻が尖閣沖の領海侵入
中国海警局の船4隻が、尖閣諸島の久場島の沖合で相次いで日本の領海に侵入しました。
NHKが日本の第11管区海上保安本部の報告として報じたところによりますと、日本時間の15日土曜午前10時ごろから、中国海警局の船4隻が尖閣諸島の久場島の沖合で相次いで日本の領海に侵入しました。
これらの4隻はおよそ2時間にわたって領海内を航行したあと、いずれも同日正午までに領海から退去し、正午現在は久場島の北北東およそ24キロから28キロの尖閣諸島の沖合の接続水域を航行しています。
このため、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船による日本領海への侵入が確認されたのは先月20日以来で、今年に入ってからは初めてです。
政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を、15日午前10時すぎに「官邸対策室」に切り替えて情報収集と警戒監視にあたっています。
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