日本全国で「大学入学共通テスト」が開始、53万人が出願
1月 15, 2022 15:36 Asia/Tokyo
日本全国で53万人が出願している「大学入学共通テスト」が、15日土曜から始まりました。
NHKによりますと、今年で2回目となる大学入学共通テストは、15日から2日間の日程で全国677の会場で始まり、53万367人が出願しています。
このうち東京 文京区の東京大学本郷試験場では午前8時の開門と同時に受験生が次々と構内に入り試験会場に向かいました。
会場となった教室では、受験生の席の間隔をあけるなど感染対策が徹底される中、午前9時半から予定通り地理歴史、公民の試験が始まりました。
なお、本郷試験場では、試験開始前の同日午前8時半ごろ、受験に来ていた高校生の男女2人と72歳の男性が切りつけられる事件がありましたが試験自体は通常通り実施されているということです。
これを受け、共通テストを実施する大学入試センターでは受験生の状況などの確認を進めています。
今年の共通テストでは、急速コロナ感染拡大を受け、文部科学省が陽性者や濃厚接触者となり本試験も追試験も受けられなかった際の救済策として、個別入試で合否判定するよう各大学に要請をしています。
15日午後は国語と外国語、それに英語のリスニングの試験が実施されます。
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