岩手 久慈の養鶏場 鳥インフルエンザ確認 約4万5000羽処分開始
(last modified Sat, 12 Feb 2022 07:13:33 GMT )
2月 12, 2022 16:13 Asia/Tokyo
  • 岩手での緊急の対策会議
    岩手での緊急の対策会議

岩手県久慈市の養鶏場で死んだ大量のニワトリから遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出され、県はこの養鶏場のニワトリおよそ4万5000羽の処分を始めました。

NHKが岩手県の発表として報じたところによりますと、日本時間の11日金曜午前、久慈市の養鶏場で300羽以上のニワトリが死んでいると連絡があり、遺伝子検査の結果、H5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

これを受けて県は緊急の対策会議を開いて対応を協議し、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ4万5000羽の処分を始めました。

また、養鶏場の半径3キロ以内について、養鶏場などからニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に指定し、半径10キロ以内をその地域からの出荷を禁止する「搬出制限区域」に指定しました。

岩手県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは初めてです。

対策会議で、岩手県の達増知事は「感染したニワトリの肉が市場に出回ることはなく、県民が不安に感じないよう風評被害の防止と情報発信を徹底したい」とコメントしました。

 


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