海上自衛隊の新型潜水艦「たいげい」が就役
3月 09, 2022 22:01 Asia/Tokyo
海上自衛隊の新型潜水艦「たいげい」が9日就役し、神戸市の三菱重工業神戸造船所で引き渡し式と自衛艦旗授与式が行われました。
たいげいの就役で、海上自衛隊が保有する潜水艦は22隻となります。政府は、中国の海洋進出を念頭にした防衛力強化のため、保有する潜水艦を16隻から22隻に増強する計画を進めてきましたが、今回でその目標が達成されたことになります。
産経新聞によると、たいげいは基準排水量3000トンで全長84メートル、全幅9・1メートル。乗員は約70人。建造費は約800億円。リチウムイオン電池で長時間航行が可能で、静かに移動する能力などが上がり、これまでと比べ探知されにくくなったということです。また、女性の乗員が勤務できるよう専用区画も設けられました。
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