ゼレンスキー大統領の国会内演説、あす２３日１８時から開始へ

衆参両院の議院運営委員会は２２日、理事会を開き、ウクライナのゼレンスキー大統領によるビデオ演説をあす２３日１８時より国会内の議員会館で行うと決定しました。

ＮＨＫによりますと、演説は衆議院・議員会館内にある国際会議室と多目的ホールで行われます。会場には、岸田首相や衆参両議長、ウクライナのコルスンスキー駐日大使なども出席するということです。

演説は同時通訳つきで１０～１５分程度の予定ということで、衆院のウェブサイト上で一般向けにも同時配信される予定です。

ゼレンスキー大統領はこれまでにも米、英、独、カナダ、イスラエルなどの議会でオンライン演説を行っており、日本に対しても先週、コルスンスキー大使から衆参両議長に対して正式要請がされていました。

ゼレンスキー大統領は演説において、相手の歴史上の人物の言葉や出来事を盛り込んで訴求する手法で知られており、日本に対してどのような内容が語られるのか注目が集まっています。

その一方で、先日の米議会での演説では太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃に言及したことで日本のＳＮＳユーザーから戸惑いの声があがったほか、２０日のイスラエル議会での演説でも「あなたの国のミサイル防衛システムは最高だ」「イスラエルは自国の利益を守る術を心得ている」などと述べ、パレスチナに対する犯罪を差し置いてシオニスト政権を無条件で称賛しています。

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