日本の大手銀行が、露行最大手とドル取引停止
-
日本の大手銀行
米国の対ロシア金融制裁に伴い、日本の三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクグループが、ロシア最大手のズベルバンク銀行とのドル決済や送金などの業務を停止します。
ロシア・スプートニク通信のほか、共同通信など日本の報道各社によりますと、日本の銀行は、ズベルバンクとの取引を行う際に米国の銀行を中継していたため、26日土曜以降はズベルバンクとのあらゆる取引が継続できなくなります。
現時点では、ドル以外の通貨での取引を停止するかどうかははっきりしていませんが、共同通信は、「三菱UFJなど一連の銀行は、外貨はドルのみで取引を行うとした政策をとっている」と指摘しています。
米国は先月25日、ウクライナ情勢を受け、ズベルバンクを含むロシアの複数の大手銀行に対する制裁を発動しました。
これにともない、30日以内に米国の金融機関はズベルバンクの中継地点となるコルレス銀行を閉じ、ズベルバンクが関与するすべての業務を中止します。
こうした措置は、ドル取引に絡む米国の規制に抵触することが理由であり、日本企業とロシア間のエネルギーなどの貿易決済に影響が出る可能性が指摘されています。
なお、三菱UFJはユーロなどドル以外の外貨でも送金を控える方針です。
ロシアに現地法人などを置く日本企業はズベルバンクを利用するケースが多く、今後は欧州系といった海外銀行の活用など代替手段を模索することが予想されます。
一方、ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は今月22日に日本外務省に呼びだされた際、ウクライナ現在実施中の特別軍事作戦について、「やむを得ずに開始したなど、ロシア側の立場を説明した」と主張し、「(日本に)非友好的な行動をされている」と述べています。

