Pars Today
イランとロシアが、両国間貿易におけるドル建て排除及び自国通貨の使用に合意しました。
複数の報告から、中国とロシアの間での貿易における米ドルの使用が減少し、またそれ以外の国同士の貿易取引でも中国元とロシア・ルーブルの使用が増えてきていることが明らかになりました。
ロシアのノヴァク副首相は、人民元やルーブルの需要が高まっているとして、同国のエネルギー輸出は両通貨で決済されると述べました。
バングラデシュがロシアの支援を得て建設している原子力発電所について、両国は中国人民元で代金を支払うことで合意しました。
ロシアのラブロフ外相が、中国との通商取引支払いの半分においてすでに米ドルが排除され、互いの国の通貨により行われていることを明らかにしました。
駐エジプト・ロシア大使が、「我が国とエジプトは、二国間貿易において米ドルを排除し互いの自国通貨へ移行するために交渉を進めている」と述べました。
ロシアのシルアノフ財務相が、同国の石油収入の一部を積み立てている政府系ファンド「NWFナショナル・ウェルス・ファンド」の補充を2023年より中国・人民元で行うことを発表しました。
ロシア駐在のジャラーリー・イラン大使が、両国間でイラン製自動車の対ロシア輸出を巡り協議が行われている、としました。
トルコのエネルギー大臣が、同国としてロシアからの輸入ガス料金の一部をロシアの通貨ルーブルで支払う、としました。
パキスタンとロシアが、両国間の取引から米ドルを排除することについて協議を行っています。