イランとロシアが、両国間貿易での自国通貨使用に合意

イランとロシアが、両国間貿易におけるドル建て排除及び自国通貨の使用に合意しました。

イラン中央銀行は27日水曜、同国とロシアの間で開設された銀行・金融機関が運用段階に入ったことで両国の銀行間関係の新時代が始まったことを明らかにしました。

このため、既に開設されていた両国の商業銀行間における自国通貨による業務の双方向関係の確立や、SWIFT国際銀行間通信協会以外の銀行間通信システムが27日運用開始され、両国の銀行や経済関係者がこのシステムや銀行を使用し始めました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、イラン中央銀行のファルズィン総裁とロシア中央銀行のナビウリナ総裁が会談し、両国の通商・取引においてドルの代わりにそれぞれの自国通貨を使用する合意が最終的署名に至った他、金融協力の増加や新興5ヶ国ＢＲＩＣＳの可能性の利用、イランとユーラシア連合間の自由貿易契約の枠組みに基づく関係の強化が強調されました。

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