千葉・銚子海岸の約500mにわたり軽石が漂着、 海保が注意喚起
4月 05, 2022 18:58 Asia/Tokyo
千葉県銚子市の海岸に軽石がおよそ500mにわたって漂着しているのが発見されており、海上保安部は付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。
NHKによりますと、銚子市では今月3日、犬吠埼の近くの長崎海岸で直径1~5mm程度の軽石がおよそ500mにわたって筋状に漂着しているのが発見されています。
銚子海上保安部によりますと、銚子市内の海岸でまとまった量の軽石が漂着したのは今回が初めてだということです。
地元の漁協などの話では、現時点では漁業への影響はないとされていますが、海上保安部では付近を航行する船舶に注意を呼びかけています。
軽石を見つけた地元民の1人は、「軽石は米粒より小さくざらっとした手触りをしている。これまで銚子の海岸にこれだけの軽石が漂着したことはなかった」と語りました。
なお、去年8月、小笠原諸島の海底火山で起きた噴火では、各地に大量の軽石が漂着して漁業などに影響が出ています。