4月 23, 2022 18:18 Asia/Tokyo

北海道知床半島の沖合で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズ・ワン)」が浸水し、現在海上保安庁が救助に向かっています。

地元メディアのほか、日本の報道各社によりますと、日本の海上保安庁は現地時間23日土曜午後1時15分ごろ、北海道知床半島の沖合で26人が乗った観光船「KAZU 1(カズ・ワン)」の乗員から「船首部分が浸水し、沈みかかっている」と通報があったことを明らかにしました。

乗船していたのは大人22人、子ども2人船長1人、甲板員1人で、これらの乗員乗客は救命胴衣を着用していましたが、「船体が30度ほど傾いている」と連絡が入った後に通信が途絶えたということです。

「KAZU 1」は現地の観光クルーズ会社「知床遊覧船」が保有する船で、知床半島の沿岸部を遊覧していたとみられ、現場は北海道斜里町の「カシュニの滝」近くの海域です。

この観光船は斜里町のウトロ港を出港し、知床岬付近まで航行したあと、ウトロ港に戻る途中でした。

現在、海上保安庁が巡視船5隻と航空機2機で救助にあたっています。

 


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