4月 25, 2022 15:27 Asia/Tokyo
  • 日本国交省
    日本国交省

北海道・知床の観光船事故を受け、日本の国土交通省が全国の旅客船事業者に対し、船体の点検や安全管理の徹底を文書にて要請しました。

日本の報道各社が24日日曜、報じたところによりますと、国交省は同日この要請を出すとともに、今後は事業者に対する安全確認を順次実施する方針です。

また国交省は、公共交通機関で事故に遭った被害者からの相談を受ける窓口を当面の間、24時間態勢とし、乗船者の家族と現地の病院や自治体との仲介などをするとしています。

23日土曜、乗客・乗員26人を乗せ北海道・斜里町ウトロを出港した観光船「KAZU 1(19トン)」が知床半島の沖合を航行中に遭難した事故について、第1管区海上保安本部は25日月曜、24日夜に新たに救助された子ども1人の死亡が確認されたと発表しました。

これにより、現在までに現場海域の周辺で救助された11人全員の死亡が確認されたことになります。

事故から3日目となる25日も、海上保安本部や自衛隊などが範囲を広げて捜索を続けています。

なお、斜里町ウトロで小型の観光船を運航している4社は遭難事故を受けて、観光船の運航を来月8日まで自粛することを決めました。

 


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