4月 27, 2022 14:48 Asia/Tokyo
  • 東京の不動産会社の実質的経営者ら逮捕
    東京の不動産会社の実質的経営者ら逮捕

東京・世田谷区の不動産会社の実質的経営者らが約20億円の所得を隠し、5億円以上を脱税した疑いで対処されました。

日本の報道各社が27日水曜、報じたところによりますと、シェアハウスの販売などで売り上げを伸ばしていた、東京 世田谷区の不動産会社「ラッキー」の実質的経営者の江崎純容疑者(54)と幹部の長瀬一生容疑者(47)の2人が、事業所得の隠蔽および脱税の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。

東京地検特捜部などによりますと、2人は平成30年4月期までの3年間に会社の所得合わせて21億4500万円を隠し、5億3400万円を脱税したとして法人税法違反の疑いが持たれています。

特捜部と東京国税局査察部は、27日午前から2人の自宅や都内の関係先を捜索しています。

関係者によりますと、この会社は、複数の世帯が共同で生活するシェアハウスのオーナーになれば安定収入が得られるなどと投資を募り、売り上げを伸ばす一方、関連する会社に架空の業務を発注し、所得を少なく見せかけた疑いがあるということです。

また、江崎容疑者らは取引先の関連会社と架空のコンサルティング契約を結んで経費を水増ししていたとされ、脱税で得た金は、生活費や交際費などに充てられたとみられています。

特捜部と東京国税局は押収した資料を分析し、資金の流れの解明を進めるものとみられます。

 


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