「桜信仰と日本人」の著者・ 田中秀明さん、「ソメイヨシノ以外の桜をもっと楽しむ場を」
(last modified Sun, 01 May 2022 08:35:25 GMT )
May 01, 2022 17:35 Asia/Tokyo

財団法人日本花の会・主任研究員、樹木医の田中秀明さんが、日本国内の桜について説明し、「日本で主流とされるソメイヨシノ以外の桜ももっと楽しむ場があってほしい」と語りました。

有名な「日本の桜の季節」には、全国が上品な「ソメイヨシノ」の花々が咲き誇ります。

日本で見られる桜の90%以上は、このソメイヨシノが占めていますが、病気になりやすく、成長しすぎで狭い都市環境で適切な手入れ・管理が難しいことから、植え替えが求められる場合もあります。

添付の動画では、財団法人日本花の会・主任研究員、樹木医の田中秀明さんが、ソメイヨシノの植え替えについて説明しました。

また、「ソメイヨシノはもともと、1本の桜を接木で増やしたもので、全ては同じものなのですが、年代で言っても、1年生のものから140年のものまで存在しています。それは、人が増やして植えてきているということです。日本では、ソメイヨシノが代表的ですが、それ以外の種類の桜を楽しむ機会や場も増やしていただきたい」と述べています。

 


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