日本の経営収支黒字が4年連続で減少、21年度は12兆6442億円
May 12, 2022 17:54 Asia/Tokyo
日本の経常収支の黒字額が4年連続で減少し、2021年度は12兆6442億円となったことが判明しました。
日本の報道各社が、同国財務省の12日木曜の発表として報じたところによりますと、日本の2021年度の経常収支の黒字額は12兆6442億円で、前年度より3兆6231億円減っており、4年連続の減少を記録しているということです。
対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す「第一次所得収支」は、21兆5883億円の黒字となりました。
一方、輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は、1兆6507億円の赤字となっています。
こうした背景には、世界経済の回復や、ウクライナ戦争により原油などのエネルギー価格が高騰し、輸入額が伸びたことや、昨今の円安進行による輸入物価の上昇が指摘されています。