英石油大手BPが、イラクでのガン流行に関与
10月 30, 2022 17:23 Asia/Tokyo
ニュースサイトDissident Voiceが、イラクの油田で活動する英国の大手石油会社BPが同国でのガンの流行の主要な原因である、と報じました。
IRIB通信によりますと、Dissident Voiceは「イギリスの企業BPはイラクでのガン蔓延の原因であるが、特にイギリスを初めとする西側のメディアはこの問題を隠蔽しようとしており、これに関するニュース報道を許可していない」としています。
この報道によれば、石油採掘の際、油井から大気中に放出されるガスを燃やす油田の付近に暮らす住民は、ガンに罹る危険性が非常に高いということです。これに関して、汚染度が最も高い油田は、イラク南部バスラ近郊にありBP社が運営するアル・ラミラ油田によるものであるとされています。
国連もこれに関して、イラク南部にあるこれらの地域は、人権問題のリストのトップにある最近犠牲となった地域である、としています。