10月 21, 2023 15:37 Asia/Tokyo

複数の国連機関が声明において、パレスチナ・ガザ地区の総人口の60%以上が現在難民化していると明らかにしました。

ファールス通信によりますと、OCHAはこのほど、ガザ地区で約140万人難民化し、54万4,000人以上が国連傘下の147の緊急避難所に収容されていると発表しました。

この統計に基づけば、ガザ地区の総人口200万人のうち60%以上現在難民状態となっているということです。

OCHAはまた、「ガザへの送電の遮断と燃料搬入禁止は、同地区の医療システムと安全な飲料水の入手に壊滅的な影響を与えている。不衛生な水源からの水の消費量が増えれば、感染症への罹患やその蔓延の可能性が高まる」と強調しました。

これに先立ち、UNHCR国連難民高等弁務官事務所も声明において、ガザ地区の惨状について警告し、過去12日の間に同機関の職員12人が命を落としたと発表しています。

今月7日、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは、テロリストたるシオニスト政権イスラエルに対する攻撃「アクサーの嵐」作戦を開始しました。シオニスト内閣政権は、この攻撃で少なくとも1,800人のシオニストが死亡、4,400人が負傷したことを受けて、大規模な対ガザ攻撃開始し、命令を発しました。

ガラント・イスラエル戦争大臣は、ガザ地区に対する全面封鎖を命じるとともに、同地区への食料、医薬品、燃料、電気、さらには水の一切の搬入を禁止しています。

 


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