1月 23, 2024 20:54 Asia/Tokyo
  • イラクにおける米軍駐留
    イラクにおける米軍駐留

イラクの政治組織「国民の知恵運動」の代表を務めるセイエド・アマル・アル・ハキム氏が、同国に駐留する米軍の撤退を求めました。

タスニーム通信によりますと、ハキム氏は駐イラク米大使のアリーナ・ロマノスキー氏と会談し、米軍のイラク撤退を求めた上で、「テロ組織ISISの脅威はもはやない」と述べました。

米軍がイラク国防省傘下にある民兵組織ハシュド・アルシャアビの部隊を攻撃したことをうけ、同国のスーダーニー首相は米軍の撤退を求めていました。

一方、イラクからの外国軍撤退を求める運動のメンバーであるラスール・ラーズィー氏はテレビ番組で、「イラクは国連安保理に対して公式に米軍撤退を求めることができる」と語りました。

またイラクの各抵抗組織も、政府や各政治団体が外国軍の撤退を求めるのに合わせて、国内にある米軍基地を攻撃しています。

イラク・イスラム抵抗運動は、同国の主権が繰り返し侵害されていることやシオニスト政権イスラエルによるガザ侵攻に対する報復として、地域の米軍基地を攻撃しており、先日には、シリアのオマル油田にある米軍基地を攻撃しました。

イラクには現在、およそ2500人の米兵が駐留しています。

 


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