2月 03, 2024 20:37 Asia/Tokyo
  • パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長
    パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長が電話会談を行い、ガザでの停戦に向けた新たな提案の草稿について話し合いました。

シオニスト政権イスラエル、アメリカ、エジプト、カタールの交渉担当者は先月28日、フランス・パリにおいて、ガザ戦争の停止およびハマスの下にいるイスラエル人捕虜の解放を目指すという枠組みで合意に達しました。

カタールのムハンマド外相はこれに関連して、パレスチナ人およびイスラエル人の捕虜交換について話し合いが進んでいるとしながら、「交渉の現段階からすれば、この先恒久的な停戦につなげられる可能性がある」と述べていました。

この提案では、包括的な停戦、ガザからのイスラエル政権軍の完全撤退、難民が住む場所の安全の保証、ガザの再建および封鎖解除、捕虜の交換が実施事項として挙げられているということです。

レバノンのアルマヤディーン・テレビによりますと、ハニヤ政治局長とパレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長は2日金曜、電話会談を行い、仏パリでの話し合いで出された提案および抵抗組織側が交渉において示す条件について検討しました。

この電話の会談で両氏は、「いかなる交渉も、侵略行為の完全終結と占領者たるシオニスト政権イスラエル軍のガザ撤退に結びつくべきだ」と強調しました。

また、「(相手側との)交渉は、封鎖解除、ガザの再建、あらゆる基本的必需品の搬入、一斉の捕虜交換取引の完結につながらなければならない」としました。

 


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