サッカー・アジアカップの開催国、アラブ首長国連邦の情勢に懸念
9月 30, 2018 19:33 Asia/Tokyo
イエメンによるアラブ首長国連邦のさまざまな施設に対するミサイル攻撃が続いていることから、アラブ首長国連邦でサッカーのアジアカップが開催されることに対する懸念が高まっています。
サウジアラビア連合軍のイエメン攻撃とイエメンの民間人に対する攻撃を受け、イエメンの人民委員会は30日日曜、ドバイの国際空港をミサイルで攻撃しました。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数カ国の支援を受け、2015年3月からイエメンを攻撃し、この国を空、陸、海から閉鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国によるイエメンへの攻撃で、これまでに1万4000人以上が死亡、数万人が負傷し、数百万人が住む家を失っています。
イランサッカー連盟執行委員会のターレガーニー委員
アラブ首長国連邦は好戦的な国であり、大会を開催する資格がない。
イエメン戦士のアラブ首長国連邦に対する無人機による攻撃は、この流れが続くことを示している。
アジアサッカー協会は、アラブ首長国連邦がこの大会を主催することに関して保証を行うべきだ。
アラブ首長国連邦の情勢不安の中で、サッカー選手やファンの命が危険に晒される。
スポーツ法務に詳しい専門家のアーラシュ・シェキャルリーズ氏
停戦が成立した場合にのみ、アラブ首長国連邦でアジアカップを開催することができる。
アジア執行委員会は、法に従ってアラブ首長国連邦の開催国としての資格を剥奪すべきだ。
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