Pars Today

国連のパン事務総長が、シリアでの停戦はシリア人同士による協議再開のチャンスだとしました。

イスナー通信によりますと、パン事務総長はヨルダンのナーセル・ジュデ外務大臣と共同記者会見し、「シリアでの停戦は、シリア人同士の協議再開、そして封鎖下に置かれている人々への支援物資の移送のきっかけを生み出す」と語りました。

また、シリア危機とテロ組織ＩＳＩＳとの戦いに向けた全ての人々の団結の必要性について述べました。一方、ジュデ大臣も、ベイトルモガッダス･エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家の成立をはじめとした、パレスチナの人々の合法的な権利回復の必要性を強調しました。

パン事務総長はまた、ヨルダンのアブドラ国王との会談でも、地域情勢やシリア難民問題、テロ対策について協議しています。

パン事務総長は２６日土曜、イラク訪問の終了後にヨルダン入りしました。